ごきげんようでございます、地震に強い家を建てた管理人です^^
別の記事でも何度も申し上げている通りで恐縮ですが、当ブログの管理人は、昔からいつくるか分からない巨大地震に恐れおののき、この東京で生きてきました・・。
人は「恐怖の対象」や「不安の対象」に関しては、狂ったように調べ上げたり聴き込んだりしますが、まさに管理人も、そうした人間の性質の上で、注文住宅を建てる際には「聞き込み」「調査」をしまくった口です。
最終的に管理人は「セキスイハイム」で注文住宅を建てたわけなんですが、そこに行き着くまでに「このハウスメーカーも地震強いな。」との結論に至ったメーカーさんをご紹介していきます。
【関連記事】セキスイハイムとは?創業からの歴史|年間棟数や累積建築戸数は?>>
是非とも参考にしてみてください。
目次
地震に強い家|ハウスメーカーランキング
巨大地震に怯えまくっている管理人を納得させた「地震に強いハウスメーカーランキング」は以下の通りとなります。
- 1位:ヘーベルハウス
- 2位:セキスイハイム
- 3位:住友林業
- 4位一条工務店
- 5位ミサワホーム
「セキスイハイムで建てたとか言ってたのに1位じゃないのかよ!?」と思ったあなた。。
その通りです。汗
まぁこれは、あくまで気持ち悪いぐらい調べて聞き込みまくった管理人の独断と偏見なので、実際のところ、これらどこのハウスメーカーで家を建てたとしても、地震に強いのは間違いありません。
ただ、このようなランキングになったのには、ちゃんと理由がありますので、次からその辺りをお話していきます^^
地震に強い家は耐震等級がひとつの指標
まず、地震に強いとはなんぞやというところですが、日本には建築基準法というものがあり、要するにこの建築基準法をクリアした家しか建てちゃいけないわけです。
建築基準法には「性能」だったり「強度」だったりの最低限の法律が定められています。
で、この「建築基準法の耐震性能を満たしている家」=「耐震等級1」であるということは有名です。
耐震等級って言葉はよく聞くと思うんですが、もしあなたの目の前にいるハウスメーカーの営業マンが「うちは全ての家で耐震等級1をクリアしているので安心です!」と言ったとしましょう、でもそれは当然のこと。
だって、耐震等級1をクリアしていない=建築基準法違反なのですから^^;

ということは、「耐震等級1」であるのは当たり前。
「地震に強い家」を建てるためには、耐震等級2もしくは最高ランクの耐震等級3を取れるような家づくりをしていくこととなります。
ちなみに、強い家を建てても災害で断水などをしてしまった場合はどうすればいいのか?以下の記事でお話しています。
【関連記事】大地震がきたらトイレの水はどうする?うんこは川の水を汲み流してOK?>>
地震に強い家なら中古住宅は避けるべき
「地震に強い家」ということを念頭に置くと、中古住宅の購入も避けるべきです。
建築基準法には「耐震基準」という、地震に対しての一定の基準が設けられており、この基準は大地震が起こるたびに厳しく設定し直されています。
- 1920年(大正9年):市街地建築物法ができる。※現在の建築基準法の元となった法律。この時はまだ「耐震」についての言及はない
- 1923年(大正12年):関東大震災発生
- 1924年(大正13年):市街地建築物法が改正。※「耐震」についての基準が設けられた
- 1950年(昭和50年):市街地建築物法が廃止。代わりに建築基準法が制定。「耐震基準」が盛り込まれる
- 1968年(昭和43年):十勝沖地震発生
- 1971年(昭和46年):建築基準法「耐震基準」のRC造の基準が強化
- 1978年(昭和35年):宮城県沖地震発生
- 1981年(昭和56年):建築基準法「耐震基準」改正。※「新耐震基準」が定められる
- 1995年(平成7年):阪神淡路大震災発生
- 2000年(平成12年):「新耐震基準」が強化。※性能の概念が追加
↑このように歴史を振り返ると、「大地震」が起こり、それを追う形で「耐震への基準」が見直されているわけです。
となるとやはり、以前に建てられた家であればあるほど、地震への基準が甘い建物だったということになります。
さらには、中古住宅の場合、どこの工務店やハウスメーカーが建てた家かも分からず、仮に分かっていたとしてもアフターフォローが以前の家主から引き継がれることはほとんどありません。
何が起こっても、全て自己責任ということです。

地震に強い家を一番に考えると、得策ではないことがわかります!
地震に強い家ならローコストメーカーも避けるべき
加えて、「地震に強い家」となると「ローコストメーカー」での建築も避けるべきです。
冒頭でお話した3段階の「耐震等級」。
耐震等級3が一番地震に強い家なわけなんですが、ローコストメーカーでも、この耐震等級3の家は建てられます。
ただし、注意が必要なのは「耐震等級」はあくまで柱の数や壁の量を多くすればするほど取得できるカラクリがあるという点。
ローコストメーカーは「資材」や「人件費」を極限まで抑え、安かろう悪かろうで利益を上げるビジネスモデルです。ということは、壁を多くしたところで使われる資材は質が悪いものなので「劣化」が早く地震以前に長く安心して住める可能性が低くなります。
それに「人件費」を抑えるということは、腕の良い大工は雇えません。
市場に余っている大工さん(アルバイト含む)を雇い家を建てさせるので、施工不良などのリスクの可能性が高くなります。
それでもローコストメーカーで!とお考えでしたら、以下の記事も参考にしてみてください。
【関連記事】新築の注文住宅をローコストメーカーで建てるためのポイント【比較表】>>
管理人がハウスメーカー探しをしている時に話を聞いた某有名ローコストメーカーの営業マンのセリフで忘れられないのが、「家なんて30年で建て変えるのが当然。自分も30年後に建て替える前提で自社のハウスメーカーで家を建てた。」なる趣旨の発言。
いやいやいや・・あんた自分のとこのハウスメーカーは30年しか持ちませんよと言っているようなもんでしょそれ・・と。
30年しかもたないと言い切れる家が「地震に強い家」なわけがないでしょ、と。
こうした事柄を踏まえ、おすすめは出来ないのです。
地震に強い家を作れるハウスメーカー
ここからは、冒頭で管理人がつけた「地震に強い家」ランキングにおける、それぞれのハウスメーカーごとの理由についてのお話です。
ハウスメーカー探しをしていた時に、管理人の心を揺さぶった「地震に強い家」を自称するハウスメーカーたちが、なぜ自信を持って強気に発言できるかがわかります。
地震に強い家|セキスイハイム
最終的に管理人が選択し、今現在住んでいるのがこのセキスイハイム。
地震に強い家としての理由は・・
- 鉄骨造
- ボックスラーメン造
- 躯体の溶接は工場でロボットが精密に行う
やはりどうしても「木造」よりも「鉄骨」の方が地震に強いです。
度重なる地震により木の場合は折れてしまったり、亀裂が入ってしまったりする可能性がありますが、鉄はそのようなことになりえません。
ボックスラーメン造というのは、
↑このような形状のもので、頑丈な鉄を巨大な橋などでも使用されるハイテンションボルトで固定し張り巡らせる仕組み。
地震のエネルギーを全体に流し、最終的に地盤へ受け流すことが可能です。
こうした家の基礎となる躯体の枠組みを、工場で精密ロボットがミリ単位で行っているのが一番の特徴で、人間のように気分によってボルトの閉め方の強弱や、鉄と鉄との接合部のズレなどが発生しません。
管理人が選んだ理由は、まさにこうした点にあるのです。
地震に強い家|ヘーベルハウス
ヘーベルハウスはハウスメーカーの中でも一番値段が高いと言えます。
その一番の理由としては、同じ鉄骨造でも「重量鉄骨」を使っているという点が大きいです。
地震に強い理由としては・・
- 重量鉄骨造
- 制振フレームの使用
- 躯体の溶接は工場でロボットが精密に行う
他にも「ヘーベル板」という家の名前にもなっている外壁を標準で採用しており、これらの特徴は「軽いけど火災に強い」という特徴があります。
一言でいうと、戸建てでありながらマンションのような作りというイメージが一番しっくりくるでしょう。
↑こちらがヘーベルハウスの躯体ですが、ぱっと見マンション見たいです。
価格が他のハウスメーカーよりも頭半分抜けている理由がわかります^^;
地震に強い家| 住友林業
住友林業は「木造」「在来工法」です。
管理人は、他の記事で「木造の在来工法は地震に弱い」と話しておりますが、この住友林業に関してだけはそれに該当しません。
地震に強い理由としては・・
- ビッグフレーム工法(木材の太さが通常の5倍)
- 木と木をボルト金属で接合
「木造」とはいえど、そもそも使用している木材の強度が違います。
(住友林業公式HP)
木材一本一本が太く頑丈であれば、家を支える力が何倍にもなるため地震に強くなります。
加えて、木材同士を接合する箇所には、通常の金属ではなくボルト使用の金属が使われるため強固です。
こうした柱をたくさん使用するので、もはや屈強な躯体となり、鉄骨にも負けないほどの強さとなります。
地震に強い家|一条工務店
こちらも「木造」ですが、地震に強い理由は住友林業のように木材の強さではなく、その工法「ツーバイフォー」にあります。
ツーバイフォーは柱ではなく、「面」と「面」で家を支えるというもので、地震によるエネルギーを家全体で吸収できるため地震に強いことが、これまでの大地震からも実証済みです。
【関連記事】地震に強い構造は?家の形?それとも工法?国土交通省のデータから解説!>>
ということで地震に強い理由としては・・
- 工法がツーバイフォー
一条工務店では「ツインモノコック構造」と呼んでいますが、要するにこれは、ツーバイフォーのこと。
※ちなみに三井ホームもツーバイフォー(場合によってはツーバイシックス)ですが、「プレミアムモノコック構法」と呼ばれています。
ただし注意が必要なのは、一条工務店ではツーバイフォー以外にも在来工法のシリーズもある点です。
そうなってくると、現場の大工さんの良し悪しに大きく左右されるため、地震に強いとは断言できません。
地震に強い家|ミサワホーム
ミサワホームも「木造」ですが、こちらも一条工務店や三井ホームと同じく「ツーバイフォー」のつくりです。
地震に強い理由としては・・
- 工法がツーバイフォー
- 制振フレームを使用
ツーバイフォーなので、そもそも地震に強い家ですが、ミサワホームはさらに制振フレームを採用しています。
その制振フレームの名前は「MGEO」。
なんでも大地震によるクロスのシワや切れを作らないために、この制振フレームを開発したとのこと。
水をさすようで何ですが、管理人はいくつかのハウスメーカーで、このミサワホームの制振フレームのマイナス評価を聞きました^^;
ツーバイフォーの時点でその「面」の中に制振装置を取り付けてもあまり意味がないと・・。まぁどこまでが本当かは分かりませんがお伝えしておきます。
まとめ
- 「地震に強い家」は「鉄骨造」もしくは「木造ツーバイフォー」だが、住友林業のように木造で在来工法でも良いものを使えば地震に強くなる
- 「耐震等級1」は建築基準法からみて、最低限あって当たり前
- 「地震に強い家」を考えるなら中古住宅は避けるべき
- 「地震に強い家」を考えるならローコストメーカーも避けるべき
こうした視野を取り入れて、ハウスメーカーを探し始めるといいかもしれません。
注文住宅を建てた管理人直伝↓↓