世界的なエコ文化の流れや、政府の政策的方針を受けて「太陽光&蓄電池」を設置する家は年々増えていっています。
かくいう管理人も家を建てる際に「太陽光&蓄電池」を導入したひとりです。
まだどのハウスメーカーで家を建てるか決めていなかった時に、10社以上のハウスメーカーを周ったわけですが、その際も「ZEH住宅」「スマートハウス」などと言われる、いわゆる「太陽光&蓄電池」が設置されているモデルハウスはたくさんありました。
中には「太陽光や蓄電池なんてのせる必要ないですよ。」と、最初からおすすめしないハウスメーカーも。
この記事では、管理人が特に印象に残った「太陽光&蓄電池」をおすすめしているハウスメーカーをご紹介していきます。
その前に太陽光や蓄電池のメリット、デメリットを知りたい場合は以下の記事を参考にしてみてください。
【関連記事】太陽光 蓄電池のメリット・デメリットを設置した管理人の視点から語る!>>
正直、各メーカーによっての違いはほとんど見当たりませんが、是非とも参考にしてみてください。
目次
セキスイハイムの太陽光&蓄電池
何を隠そう管理人が建てた家はセキスイハイム。
そして、太陽光&蓄電池を付けています。
セキスイハイムは「シェルターになる家」という名称で「太陽光&蓄電池」設置を打ち出しています。
ちなみにセキスイハイムで家を建てる際に設置できる蓄電池のメーカーは決まっており、「ニチコン」もしくは「京セラ」のどちらしか選択できません。
↑室内用蓄電池と、室外用蓄電池があるのですが、管理人宅は最初から室外用蓄電池となっていました。今思えばなんでだろう・・;
一条工務店の太陽光&蓄電池
一条工務店は結構変わっていて、「屋根と一体化している太陽光」が売りとなっています。
「夢発電システム」なる名称で、もはや太陽光を取り付けないという選択肢がないのです・・;
管理人も一条工務店は途中まで選択肢のひとつとして重要視していたので、かなり印象として残っています。
その当時、営業マンに「太陽光と一体型ではなく、屋根に取り付け型にはできないか?」と聞いたんですが、回答としては「出来ない」というもので、なおかつ「屋根に取り付ける形になると載せられる太陽光の枚数が減ってしまうので、屋根にデッドスペースを作らないためにも、一体型にしています。」とおっしゃっておりました。
デッドスペースまでもエネルギー効率を意識する・・
さすが「性能」を売りにしてるだけのことはあるといったところでしょうか^^
ダイワハウスの太陽光&蓄電池
ダイワハウスは「スマ・エコ+チャージ」という名称で、「太陽光&蓄電池」の設置を打ち出しています。
管理人的にダイワハウスは最後の2択に残したハウスメーカーなので、建ててはいないもののなぜか愛着が湧いているわけで、一番印象に残っているのが営業マンの「弊社はこれといって良い意味で売りがない。」という言葉。
この言葉を体現するエピソードがあり、ほとんど同じ間取りでセキスイハイムと相見積もりをとった際に、ダイワハウスの屋根に載せられる太陽光はどうしてもセキスイハイムよりも少なかったのです。
↑載せられる蓄電池の蓄電池の容量も最大で「10.8kw」であり、セキスイハイムの「12kw」には到底及ばない容量でした。
ディスるわけじゃないんですが、こうした具合に他のハウスメーカーよりも突出する何かがなかったんですよね・・。
パナソニックホームズの太陽光&蓄電池
パナソニックホームズは「ZERO ECO」という名称で「太陽光&蓄電池」設置を打ち出しています。
パナソニックホームズことパナホームは、その名前の通り「パナソニック」が大元となっているハウスメーカーです。
パナホームもセキスイハイム同様にオール電化を推しており、「太陽光&蓄電池」は当然に設置するわけなんですが、
管理人が選択肢から外した理由は・・
設置家電が半強制的にパナソニック製になってしまうという点。
たしかにパナソニック製品は世界的にも高品質で有名なので否定することもないんですが、そこはやっぱり自分の家で「これはこのメーカー。あれはあのメーカー。」と選びたいものです。
ヘーベルハウスの太陽光&蓄電池
ヘーベルハウスはそもそもが「ヘーベル版」という頑丈な外壁を売りにしているので、特に太陽光&蓄電池を売りにしていません。
管理人的に、売りにしていない理由はもうひとつあると思っており、それは「ただでさえ価格が高いから」です。
管理人もハウスメーカー探しの時にヘーベルハウスにも行き、見積もりを作ってもらったんですが、最初に出てきた金額が「約4600万円」でした・・。
基本的に一番最初に出てきた見積もりよりも、最終的に金額がかさむことを考えると、「太陽光&蓄電池」値段が300万円だった場合、トータルで5000万円かかることになるんです。
都内に住む普通のサラリーマンにとって、この金額は現実的とは思えません^^;
タマホームの太陽光&蓄電池
タマホームでは「ワンエネ」というサービスを開始。
簡単にいうと、「太陽光&蓄電池」を設置するには初期費用が100万円から300万円ほどかかります。
このワンエネというサービスは、タマホームが「レンタル」という形で設置者に提供し、初期費用を払わないで良い代わりに、15年間、設置者は毎月レンタル料を払うこととなるのです。
富士住建の太陽光&蓄電池
富士住建は、標準で「完全フル装備の家」という売りがあります。
これは要するに、富士住建で注文住宅を建てると「太陽光&蓄電池」含めたフルスペックの家を標準仕様で建ててくれるというものです。
正直、管理人は富士住建のパンフレットしか見ていなくて実際に展示場には行っていません。
というか、展示場に富士住建さんって中々ないんですよね^^;
余談:ヤマダ電機で太陽光&蓄電池が買える?
何も新築注文住宅で家を建てると同時に「太陽光&蓄電池」を設置する必要はありません。
まぁ設置しておいた方が後々らくですが・・。
もし「太陽光&蓄電池」を後付けする時は、受け付けている業者はたくさんあります。
一方で、家電量販店のヤマダ電機では「太陽光&蓄電池」を販売しているのです。
普通に家電量販店で「太陽光&蓄電池」が買えます^^;
そして、設置までしてくれるのですが、正直管理人としてはヤマダ電機経由での「太陽光&蓄電池」設置はおすすめしません。
理由としては・・
- 家電量販店での購入なので壊れた時に始めて業者にお願いすることになる
- そうなると、ヤマダ電機がひとつ挟まれているので、対応がややこしい
- 設置もしてくれるが、ヤマダ電機が設置業者に発注するだけなので、取り付けまでに日時がかかる
- さらには、設置業者はヤマダ電機と関係ない業者なので取り付け工事費が高額になる
↑あくまで管理人視点ですが、アフターフォローもあいまいで、工事費も普通の業者にお願いするより高額になるので、メリットが見当たりません・・;
ここまできて何ですが、基本的に「太陽光と蓄電池」を取り付けられないハウスメーカーはほとんどありません。
まとめ
- 各ハウスメーカーで「名称」の違いはあれど、蓋を開けてみれば「太陽光&蓄電池」を設置している家ということには変わりない
- タマホームでは「太陽光&蓄電池」の15年間のレンタルサービスを開始している
一条工務店が良い例ですが、もはや屋根=太陽光という考え方が伝わってきますね!
各ハウスメーカーが付けている「名称」の響きだけには惑わされずに選んでいきたいところです!
大手ハウスメーカーで設置されている「太陽光や蓄電池」はある程度、ブランドが決まっています。後付けでの設置も簡単にできるので、見積もりをとってみるのもいいと思います^^
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