新築で注文住宅を建てたい!という考えに至るには、それぞれ色々な事情や心境があると思います。
「自分のこだわりをすべて実現させたい!」「間取りは絶対3LDK!」「内装は部屋ごとのコンセプトに合わせて変更したい!」「外観は西洋チックにしてみたい!」などなど・・。
これらを全て具現化してくれるのが「新築注文住宅」なわけです。
とはいえ、何もかもが自由にできるというわけではありません。「戸建て」というひとつの建物には総合的なバランスが大切で、「こちらをとればあちらが出来ない」といった制限がでてくることも。
大手ハウスメーカーの中でも、比較的自由が効かないといわれているセキスイハイムで家を建てた管理人の経験から、どこまで要望が通ったのかを踏まえ、新築注文住宅の自由度をご紹介していきますので、是非とも参考にしてみてください。
新築注文住宅|こだわり要望を強く打ち出せる
そもそも論として、これから家を建てるに当たり「こだわり」や「要望」が、ほとんどない!ミニマリストです私たち!なんて場合は、新築注文住宅はやめておきましょう。もったいないです^^;
なぜ、あえてお金もかかる「新築注文住宅」を選ぶのか?
それは「これから何十年も、時間にすると何十万時間も共にする家に対し、自分たちの要望をとことんさらけ出し、こだわりを表現できる」こうした理由が大きいでしょう。
ただし予算が気になるところという人も多いはず。そんな場合は以下の記事も参考にしてみてください↓↓
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新築注文住宅|間取りも自由に決められる
建売住宅だと、すでに間取りが決まっています。
そして大体間取りも決まっており、都内だと、1階部分にビルトインガレージと1部屋、2階にはリビング、3階に1部屋ないし2部屋。
このように、おおむね内容は決まっています。
土地が狭いから当然ですが。
とはいえ、新築注文住宅であっても、やはり土地が狭いと、建売住宅と間取りは変わらなかったりします・・。
ただし、フタを開ければ全然違うワケがこのあとお分かり頂けます!
そうです。狭い土地だと、おおむね3LDKが限度であり、その作りも決まってしまいます。建売だろうが注文住宅だろうが、これはもはや宿命・・。
ですが注文住宅であれば、例えば部屋の広さひとつをとっても自由に変更できるのです。
↑たとえば、こちらは管理人の強い要望によりうまれた「3畳」のマイルーム。
ベッドとパソコンが置ける机があるシェルター的な部屋がどうしてもほしかったのですが、見事にその要望を実現してくれました!
これが6畳なんかになってしまうと、色々物も増え掃除も大変ですが、そうしたことも全くありません。※写ってないですが右横に細いクローゼットもあります。
さらには、今は3LDKでいいけど将来的に4LDKにしたい!という要望も実現可能です。(場合によっては6LDKなんてのも!)
↑こちらの部屋は右と左に1つずつドアがついており、さらに蛍光灯のスイッチも左右どちらにもついています。
これは、将来的にこの2つのスイッチの間に壁を増設し、1つの部屋を2つにすることを可能にした間取りです。
このように、未来を見据えた間取りも前提に考えながらこだわりを出せる点は、新築注文住宅の大きな強みと言えます!
収納ひとつとっても自由度は高いです。
↑玄関前の収納庫(閉じてる状態)
↑玄関前の収納庫(開けてる状態)
↑玄関前の収納庫(閉じてる状態)
↑玄関前の収納庫(開けてる状態)
このように、新築注文住宅であれば、ただの「収納」ではなくデザイン性と機能性を持たせることができ、狭小の土地であっても遊び心を打ち出せます。
広い土地があれば、平屋を建てたとしても、デザイン性と機能性に優れた家を作ることができそうです^^;
新築注文住宅|内装で居心地アップ
新築注文住宅であれば内装についても細部までこだわりを打ち出せます。
正直、管理人はハウスメーカー探しの途中まで「内装とかどうでもいぃ~。コンパクトな自分の部屋さえあれば何でもいいわぁ。」とか思っていました。
ですが、三井ホームさんの宿泊体験に行ってから、その価値観はガラリと変わったのです。
【関連記事】三井ホームで宿泊体験!住心地は高気密で高級感あり?>>
結論として、内装ひとつで「居心地」がまるで変わってくるわけなんです!
三井ホームさんは、どの部屋にもコンセプトを打ち出しているのか部屋ごとに壁紙が異なりました。宿泊体験した一軒家は部屋を変えるごとに、気分も変わり気分を高揚させてくれましたし、何より「家でくつろいでいる自分」というのがありました。
一方、一条工務店の宿泊体験では、その逆でした。
【関連記事】一条工務店で宿泊体験!展示場では評判が悪かったけど実際は?>>
こちらは結論からいくと、「家に閉じ込められてる感覚」がしました。
内装はどの部屋も同じような感じで、よく言えばスタイリッシュ、悪く言えば殺風景。「早く帰りたくなる家」とは思えなかったのです。(あくまで管理人の個人的感想ですのでご注意を。)
というわけで、内装ひとつで、「これから何十年も、時間にすると何十万時間も共にする家が、早く帰りたい家になるか、そうじゃないか」決まってきます^^
↑こちらはリビングの写真ですが、テレビを挟むように両サイドに小窓を設置することで外とのつながりを演出してくれます。
また、エコカラットと呼ばれる壁紙とはまた違う装飾壁をつけることで、殺風景なテレビの裏を明るく際立たせてくれるのです。(※セキスイハイムではエコカラットではなく「ガウディア」という装飾壁)
↑3階トイレ
↑2階トイレ
写真だとわかりにくいですが、2階と3階のトイレの作りや内装も別々にしてあります。これも自分たちで決められるのです。
こうした内装のあれこれを実際に住む自分たちのイメージで作ることができるのが新築注文住宅と言えます。
新築注文住宅|外観までも自由に演出
実は「新築注文住宅」と「建売住宅」の違いがひと目で認識できるのは「外観」だと思っています。
あなたも道を歩いていて「あ、こんな所に建売が・・」とか、「お、こんなところに立派な一軒家が!」なんて思った経験があると思います。
まさにこれ、その家の外から見る作りや外観から判断しているわけです。
新築注文住宅とは異なり、建売住宅のサイディングは似通っている傾向がありますね!
とはいえ、「内装」と同じように「外観」への強い気持ちをお持ちの人にとってみれば、外観も自由に具現化できるという点は非常に大きな要素です。
↑外観
↑暗くて不気味に見えてしまって恐縮ですが、玄関横に木を植えています
こんな感じで色彩豊か(写真だとまるで四谷怪談ですね・・)な外観をつくることが可能です。
建売住宅と比べ、新築注文住宅は、実は家の中だけではなく、こうした外観にいたるまで自由が効く点も念頭に入れておくことをおすすめします。
まとめ
- 新築注文住宅は自分たちの強いこだわりや要望を具現化できる
- 新築注文住宅の間取りの自由さは大きく将来的に部屋を増やすことも可能
- 新築注文住宅であればいたるところまで内装を変えられる
- 新築注文住宅と建売住宅の差は「外観」で分かりことが多い
ご自身の脳内にあるイメージをどこまで具現化してくれるか?という点も、ハウスメーカー選びには欠かせないポイントなのです!
最終的に新築注文住宅を建てるからには後悔しないことが大前提です!
実際に新築注文住宅を建てた管理人の経験から、「後悔しないポイント」を以下の記事でまとめていますので、是非とも参考にしてみてください↓↓
注文住宅を建てた管理人直伝↓↓