家づくりQ&A【初級】

家(マイホーム)欲しいけど夫や妻が反対!賃貸より持ち家と納得させる方法

投稿日:2019年9月5日 更新日:

自分の家が欲しい。

「念願のマイホーム」なんて言葉がありますが、昔からマイホームを持つことは一つの憧れの対象として存在しています。

とはいえ最近の世の中では・・

「今は昔みたいに家を建てたら一人前なんて時代じゃない!」

だったり、

「家を建てるなんて負債を抱えるだけで、ただの損!」

なんて言葉が聞こえてきます。

家を建てた管理人からしたら耳が痛いですね・・というか今となっては、人の勝手じゃんという気持ちですが^^;

ただし、ここに至るまでは管理人と嫁の間にも押し問答がありました。

だからこそ、「家を建てなくない理由」も分かるし、「家を建てたい理由」も分かります。

今もし旦那さん、もしくは奥さんが家を建てることに反対していて説得できないというあなたに向けて、管理人の経験談をもとに、「納得させる材料」をまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。

家(マイホーム)欲しいけど旦那や嫁が反対な時|資金計画に具体性をもたせることが必要

この記事でお話するのは、戸建てのマイホームを建てたり買ったりすることを納得させるためのものです。

※したがって、マンション購入を納得させるためのものではありません^^;

それでは、本題に入っていきます。

あなたの夫もしくは妻が家を欲しがらない一番の理由は「お金への不安」です。

この気持ち、管理人はめちゃくちゃ分かります。

基本的に人間は、トンネルの先に何があるのか分からないと、そのトンネルにすら入ろうとしません。それほど「見えないものごと」に対しての恐怖心が強いのです。

ということは、その恐怖心をまずは取り除いてあげなければなりません

その方法が「資金計画」を出し、具体性を提示すること

とりあえず無料で資金計画を立てるにはコチラ>>

↑上記のサイトのようなところでは、各ハウスメーカーにおいて、どのくらいの資金で家が建てられるのか無料で書類を作ってくれます。

こうした資金計画を作ってもらうことで、書面で具体的にいくらぐらい掛かるのかを知ることができます

では、その取り寄せた資金計画を納得材料として、旦那さんもしくは嫁さんに見せれば良いかというと、まだ早いです。

一方で、「もし賃貸マンションに死ぬまで住み続けたら」いくらかかるかという金額も用意しておく必要があります。

仮に、月10万円の賃貸マンションに30年間住み続ける場合

  • 10万円×12ヶ月×30年=3600万円

更新が2年に1回で、賃料1ヶ月分が発生するとすると

  • 10万円×15回=150万円

結果的に

3600万円+150万円=3750万円

もし仮に、30年後に地元の実家の建物に住むから、それまでは家はもったいないから買わないといった場合でも、買わない方がもったいないのです。

それに、そうした場合は30年後なので実家の建て直しがかならず発生してきます。そうなると、3750万円を賃貸マンションで支払った上に建て直し費用まで払わなくてはなりません。

どうでしょう??

こうして数字で見てみてみると、実は家を買ってしまったほうがお得なことがわかります。

上記算出は、「30年」としましたが、日本人の平均寿命は伸び続けており、今では男女ともに平均寿命80歳を超えているため、もし30歳から亡くなるであろう80歳まで賃貸マンションに住むとすると・・

仮に、月10万円の賃貸マンションに50年間住み続ける場合

  • 10万円×12ヶ月×50年=6000万円

更新が2年に1回で、賃料1ヶ月分が発生するとすると

  • 10万円×25回=250万円

結果的に

6000万円+250万円=6250万円

↑都内でも結構な豪邸が建てられる金額です・・。

ちなみに都内中心部において、有名所のハウスメーカーで新築注文住宅を建てるとしても、一般的なサイズであれば3500万円前後となります。

試算をしなければ、実はお得なことを損と思い込んでしまうということは往々にしてあるということです^^;

また、第一段階としてローコストで家を建てるイメージを持たせるのも良いかも知れません。

【関連記事】新築の注文住宅をローコストメーカーで建てるためのポイント【比較表】>>

家(マイホーム)欲しいけど旦那や嫁が反対な時|安心材料の提供で納得感を出す

お金への不安に関しては先程お話したとおりですが、「なぜ家を買う必要があるのか!?」という、その必要性に対しても材料を用意するとなお良いです。

管理人と嫁が押し問答していた時に出てきた「マイホームの必要性」は以下の通りとなります。

団体信用生命保険で安心

まずは一番有名どころですが、団体信用生命保険の存在です。略して団信とも呼ばれるこの保険は、家を建てる際に必ず加入する義務があります。

保険の内容としては、簡単にいうと「旦那が死んだら家のローンは全てチャラになる」というものです。

もし万が一、家族の大黒柱が天国に行ってしまっても残された家族たちは、その後の住宅ローンは0円となり、無料で家に住み続けることができます。

これがもし賃貸マンションであった場合、大黒柱を失った家族は翌月には家賃が払えないのでマンションを出ていかなければなりません。

早い話、路頭に迷うということです・・。

旦那にとっても、嫁にとっても、子供にとっても、万が一の時に安心してその後の人生を送れるということになります^^

子育てに安心感が得られる

賃貸マンションだと、どうしてもお隣や上下の階の住民に騒音の迷惑をかけないように注意しなければなりません

これはとっても苦痛ですし、そんな親のストレスを抱えている姿を見る子供は不安にもなります

と同時に、賃貸マンションの場合は、隣接する部屋の住人が引っ越しなどで入れ替わることが往々にして起きるので、「変な人」が引っ越してきた暁には終ります・・。

引っ越せば良いという意見もありますが、仕事や学校などのしがらみも出てくるので、そう簡単に数年住んだマンションをすぐに引っ越すことはできないものです。

何よりその地域に根ざして、子供が安心して成長できる環境を整わせるためには家が一番といえます。

巨大地震に備えられる

いつ起きてもおかしくないと言われている大地震。

震災後も安心して生活できるのは「頑丈な家(戸建て)」です。

【関連記事】大地震がきたらトイレの水はどうする?うんこは川の水を汲み流してOK?>>

↑ちょっとにおうタイトルで恐縮ですが、こちらの記事でもお話している通り、しっかりとしたハウスメーカーで注文住宅を建てれば、震災後も避難所生活をせず、安心して自宅で過ごせます

賃貸マンションの場合、配管などが壊れても、ほとんどの部屋は分譲のオーナーがいるため、オーナー同士で理事会を開いてから「じゃあ配管はどうしましょうか?(ゆっくり」という感じでしか進めてくれない可能性が高いです。

そりゃ当然です。

オーナーも被災していれば、まずは自分の生活が一番ですから・・。

そうなってくると、自前の戸建てを持っておくことで、配管の修繕などもスムーズにおこなうことがイメージできます。

家(マイホーム)欲しいけど旦那や嫁が反対な時|損失回避への材料提供で納得感を出す

賃貸マンションに住み続けるよりも、家を建てたほうが「安心」ということをお話しましたが、今度は、家を建てることで回避できる損失についてです。

家賃がもったいない

まずは、冒頭でもお話した通り、膨れ上がる「家賃」。

重複するのでご説明は避けますが、結局のことろ、賃貸マンションは一番お金がかかります

【関連記事】地震が来るから家は買わない方が得策?災害大国の日本での購入者は悲惨?>>

↑こちらの記事でもお話していますが、よく有名人は「家を買うな!」と言っています。ホリエモンとかがそうですが。

でもこれ、お金があってなおかついつでもお金を生み出せるホリエモンだから言えることなのです。ホリエモンが家を持たずにホテル暮らしをしていることからも分かりますが、ずっとお金を払い続ける能力があれば誰でもできます。

でも、一般的なサラリーマンはそうではありません。

老後にお給料をもらえなくなってからどうするかまで、考えなくてはならないからです。

年金から家賃を捻出するリスク

一般的なサラリーマンの老後は年金から生活費を捻出するのが普通です。

もし賃貸マンションに住み続けた場合、年金生活になっても毎月の家賃は死ぬまで払い続けます

家賃をまず払わなければならないので、食費や余暇にかかるお金を切り詰めていったりと、厳しい生活環境が予想されるのです。

一方、家を建てていれば、その時にはローンも終りを迎えている頃なので、「住む場所へのお金」は一切気にしなくて済みます

これって結構、雲泥の差です^^;

熟年離婚を避けられる

ここまでご覧いただいていると、賃貸マンションに住み続けることは、年月を重ねるごとに不安要素を増幅させるタネとなってしまうことが分かります。

そうした長年の不安が蓄積し、最後は「熟年離婚」なんてことも容易に想像がつくところです。

人生の最終コーナーで、家も家族もなくしてしまうのはかなりキツイことでしょう・・。

首都圏であれば土地は今後も右肩上がり

これからは土地が安くなるだろうから家を買うのはもったいない!という意見も聞かれますが、ここについての個人的意見をお話します。

まず、郊外に家を建てる場合、もうすでに土地は安い状態です。なので反対に言えば土地の価格減少を気にする必要がありません。むしろ安く土地を買えて、そこに新築注文住宅を建てられるのでラッキーと言えます。

一方、首都圏に限っては、オリンピックが終わろうが、土地の値段が下がることはなないでしょう。

既に首都圏への一極集中化は一般的なものとなり、今後も一定数の人たちが首都圏に移動し住み続けます。

ということで、首都圏の土地の値段は上がることはあっても下がることはないと言えるのです。

話の腰を折るようですが、これで注文住宅を建てることになったとしても、今度は打ち合わせ中の旦那さんのイライラをどうにかしなければいけません。

それについては以下の記事でお話していますので、是非ともみてみてください。

【関連記事】家作り(注文住宅)で旦那とケンカは当たり前?夫婦がうまくいく秘策3選>>

まとめ

  • 家を建てることを納得させたい場合は
    • ①資金計画に具体性をもたせたものを見せる
    • ②仮に賃貸マンションに住み続けた時の総費用も見せる
  • 家を建てた場合の「安心材料」を提供し納得感を引き出す
  • 家を建てた場合の「損失回避」を提供し納得感を引き出す
アドバイザー
アドバイザー
人には人の乳酸菌

・・ではなくて、人には人それぞれに価値観があります!

そこを自分の価値観を押し付けるのでは相手は反発するだけ・・

しっかりと「根拠」を持って、その上でどう感じたか?意見を求めるようにすると、意外と反応は変わってきます!

「お金」「安心」「損失」について、今一度パートナーと一緒に話し合ってみてください!

もしこれで家を建てることになったとしても、建築中に何か問題が発生したらどうなるのか不安な場合は、以下の記事を参考にしてみてください↓↓

【関連記事】地震が家の建築中に起きたら支払いはどうなる?責任は家主?施工主?!>>

注文住宅を建てた管理人直伝↓↓

【注文住宅ランキング】完全主観のTOP5!セキスイハイムや一条ダイワ・・>>

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