巨大地震や台風被害。
こんな災害大国である日本に生まれながら、家を購入する人は悲惨なのか?!
もしそうだとしたら管理人は相当のバカ者です^^;
日本人である以上、この辺りの考えって究極の悩みどころだったりします。
だって管理人が家を建てる時には、
「賃貸マンションに住み続けるべきか?いや、それともマンションを買っちゃうべきか?でもやっぱり一軒家を建てるべきか・・?」
こうした考えが幾度も頭の中をループしたものです。。
「最終的には一軒家を建てる」という選択肢を選んだわけですが、今回は、そんな管理人の経験から、家は買わないほうが良いのか否かをまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。
地震がくるから家は買わないという意見について
よくいらっしゃるケースは「10年以内くらいに絶対に巨大地震が来るから、その地震が来終わった後に家を買わないと損でしょ!」というもの。
こうした考えについては、ネット上でも結構検索している人がおり、掲示板には以下のような悩める方が・・(ちょっと長いですけど。)
うちの主人は、生まれてからこれまで、聞けば誰でも分かるような大きな震災3つに、ど真ん中で被災しており、大地震については人一倍敏感だと甘います。
現在は関東在住ですが、私としても、南海トラフや首都圏直下型地震についてはかなり心配しています。
ところで、よく2020年いっぱいまでに、南海トラフが来るのではと耳にするのですが、主人はそれを理由に2020年が過ぎるまで家を買わないと言い張っており揉めています。
この春、子供が小学校と中学校に上がるため、私としてはタイミングだと思うのですが、主人は破損や倒壊があったら二重ローンだ!と頑なです。
2020年まで待って、そこから土地買って家建てたら、上の子は受験生のタイミングで転校になるかも知れません。涙
そもそも2020年まで地震が来なかったら、あと少しで来る!となってますます買えない気が、、
こんな主人を説得する案はありませんでしょうか。もしくは、同じような理由で家を買っていない方、気の持ちようを伝授してください。涙
ちなみに、彼が確実性が高いという理由は以下のような感じです。
他にも・・
関東住みです。地震が数年以内に起こると、よくテレビなどで言われてますが、皆さん家購入してどうするんでしょうか?
地震保険に入れば大丈夫ですか?入っていても元通りにはなりませんよね…
半壊や、そこまででもなければ、あまりお金が降りないとか、ないですか?
それに地震保険って高そうですよね(^-^;マンションも壊れたら、修繕費で直すんでしょうか?
もしマイホームを買うのであれば地震の後がいいのでは、と思ってしまいます。
無知なので、どなたか教えてくださいm(__)m
↑こうした悩める質問者がネット上の質問サイトにたくさん存在しています。
そしてまさに管理人も、ほんと同じように考えている人間なので、この質問者さんたちの悩みが痛いほどわかるのです^^;
特に都市部の近くに住んでいる人ほど、こうした悩みに翻弄されがちです!
あれはもう5、6年前になるでしょうか・・。
当時まだ結婚もしていなかった管理人は、練馬にある築50年近くの実家に対し「建て替えるか否か」論争を繰り広げておりました。
その時すでに父親は亡くなっていたので、母、姉、そして管理人の3者でどうするか決めあぐねていたのです。
3者それぞれの意見は・・
- 母:古すぎていつ倒壊するか不安だから早く建て替えたい
- 姉:そう思ってるならそうしなよ。(私は既に家庭を築き建売買ってるし・・)
- 管理人:いやまだ数年は持つでしょ!あと数年で首都直下型の巨大地震が来るって言われてるし、その後でも建て替えは良いんじゃない?お金もったいなくない?(まぁ自分はマンションで一人暮らししているし・・。)
いかがでしょう。
自分が住んでなきゃとりあえず倒壊してからのが良いという見殺し発言。我ながらクズですね。汗
ただ本当にこの時はそう思っていました。
そのぐらい「家」に対してどうでも良い人間だったのです。
そして、その数年後、無事人並みに結婚できマンションで嫁と二人暮らしをしていたわけなんですが、毎月の家賃が15万円・・。嫁と折半していたのでそれほどダメージはなかったですが、この出費生活を一生続けて自分たちに得はあるのかという疑問がありました。
で、結局「マンション買う?」or「家建てる?」という議論が始まったのです。
管理人は昔から「家なんてなんでもいい」派であり、「大地震くるんだから一軒家建てるだけ無駄」論者です。
なので、いつでも売りさばけるマンションが良いと思っていました。都内のマンションであれば割と買った時の価格からそんなに目減りせずに売れる可能性もあるからです。
嫁はと言うと、「マンション購入」「一軒家建築」どちらの線も残っている状態。
こんな中、どうして家を建てたのかはお次でご説明します。
地震がきても大丈夫な家を購入するべき!という結論
お金のことなど含めて相当考えました。
よく、ホリエモンやその他のスーパービジネスマンの方々は「家やマンションは絶対に買うな!」と言っており、本まで出してる始末です。
「ホリエモンとかが言うなら、やっぱ一生賃貸がいいのかなぁー」という気持ちが強い中、彼らの本を読んでいた管理人はあることに気づいたのです。
「てかこの人たち、日本中のどこにいても稼げる人たちじゃん。」と。
これが何を意味するかと言うと、彼らはもはやインフルエンサーとしても一流で、ビジネスマンとしても一流なので、どこに住んでようが、どこを拠点にしてようが稼ぐことができるわけです。
そんな状態の人が、わざわざどこかの土地に根付いて、万が一起こるかもしれない近隣トラブルなど諸所のリスクを負うでしょうか?負いません!
どこにいてもお金を稼ぐことができる人たちにとって、住む場所を固定化することはリスクを買うことでしかないのです。
どこにいても稼げるということは、いつまでもお金を生み出し続けられるということ。
一生、賃貸に住めるし、一生、ビジネスホテルに泊まれるし、むしろそうした生活の方がそこで何か嫌なことが起きたらすぐまた他の場所に住んだり泊まったりすればいいだけの話です。
要するに、こうした選択は一部のインフルエンサーや個人で稼ぎ続ける能力のある人間にしかできません。。
そう考えると、一般ピープルである管理人のお金の算段的には以下のようになりました。
- マンション購入は購入代金以外に、一生「管理費」「修繕積立費」「固定資産税」、場合によっては「大規模修繕費」がかかってくる
- マンションの場合、来たるべき大規模修繕の時にその費用が払えない人は出ていかなければならない。毎月の修繕積立費を支払っているにも関わらず(宅建を持ってる管理人はこう習いました^^;)
- マンションを購入すると管理組合に入り、定期的な理事会に出席しなければならない(これについては同僚がめちゃくちゃめんどくさいと言っている)
要するに、一生でかかるお金をトータルするとマンションの方が費用負担が多いのです。(選ぶ地域にもよりますが。)
なおかつ、マンション管理組合員として無駄に時間を取られる始末。
ちなみに「管理費」と「修繕積立費」で、毎月1.5万円~3万円の支払いが発生します。それプラス住宅ローン。
最初に3000万円前後払った上にです。汗
ということで管理人は、
「たしかにマンションなら地震が来ても大丈夫そうだけど、毎月の出費がかかりすぎる・・。それにマンションだからといって大災害後にそのまま住み続けられるとは限らない。
共用部分の配管や電気系統が壊れたら結局避難所暮らだし。
あれ・・?
それならいっそのこと、地震に強い一軒家を建てたら全部解決するんじゃないかしら!」
という考えにいたったわけです^^
【関連記事】地震に強い構造は?家の形?それとも工法?国土交通省のデータから解説!>>
東京であっても地震に強い家であれば!と購入を決意!
来たるべき巨大地震に恐怖し家づくりに対し一歩踏み出せないあなた。
安心してください。
管理人は一歩踏み出しました^^
そもそも管理人も嫁も地元が東京だったので、やはりどうしても都内以外に住むのは不安。
それに一般的に、嫁の実家近くに住んであげる人をよく見かけました。
ということで、嫁の実家近くの江東区内に家を建てることにしたのです。
この地域に家を建てるのって、かなり怖いんです。理由は・・
- 都内はいつ「首都直下型地震」がくるかわからない。(小学生の頃はよく学校で巨大地震に備えるためのビデオを見せられました・・)
- 東京は南海トラフ地震がきても大ダメージを受ける。
- 基本的に「水」系の漢字で表記してある地名は液状化などの水害が出やすいとされている。(江東区はの「江」はさんずいがついているので水系の地名。)
- すぐ近くに川が流れている(川沿いは河川の氾濫が危険視されてる。)
凄いですね。汗
昔からいつくるかわからないと言われている巨大地震に対して、恐怖におののいている人間が家を建てる場所ではありません。きっと。。
じゃあどうして、これらのリスクや恐怖を払拭できるレベルで家を建てられたのかというと、「地震」「水害」に強いプランを作ってくれるハウスメーカーと出会えることが出来たからです。
どういった家が上記のような外圧に”強い”かということについては、また別の記事でお話させていただきますが、このような流れで管理人は東京都内に家を建てました。
冒頭にご紹介した質問者さんの文面にもありましたが、「主人は破損や倒壊があったら二重ローンだ!」という懸念。
たしかに二重ローンのリスクはあります。
ただし、そうなっている人たちの多くが「建売住宅」だったり、「地元の工務店」で建てた家々です。
中には建売でも地元の工務店さんでも、いい仕事をしてくれて倒れなかった家もあるかもしれませんが、基本的には二重ローンの被害に遭われている家はそうしたところで建てた家であります。
別の記事でもお話していますが、管理人としては新築で注文住宅をたてるのであれば、それなりに名の知れているハウスメーカーにすべきです。
【関連記事】新築の建売住宅と注文住宅の違いは?押さえておきたい最低限の定義と良悪>>
そもそも地震がきても、ガッチリと倒れない倒壊しない家を作っておけば、二重ローンなどの心配は無用です。
重複しますが、一番良くないのは、中途半端なメーカーや工務店で中途半端な家を作ってしまうこと。そうした家であっても数千万円はかかります。
ちなみに全壊と認められない限り保険金はほとんど降りません。
中途半端に家を建ててしまうと、巨大地震でほとんど家は住めない状態になってしまったのに、「半壊認定」を受け、保険金がほとんどもらえず、二重ローンとなってしまうので注意が必要です・・。
ガッチリ倒壊しない家に加えて、「太陽光と蓄電池」を設置しておくことで、災害大国日本においても、もはや鬼に金棒と言えます^^
【関連記事】太陽光や蓄電池を推してるハウスメーカーを公開!展示場を周って思うこと>>
まとめ
- 管理人的に「10年以内くらいに絶対に巨大地震が来るから、その地震が来終わった後に家を買わないと損でしょ!」という意見は凄く共感ができるものだが、そもそも地震に強い家を作っておけば解決できる
- 「家やマンションは絶対に買うな!」と言っているのは一部の個人で稼ぐ能力がある方々の意見。そうした人たちはどこにいてもお金を生み出す力がお金に困らないので、一生賃貸やビジネスホテル暮らしでも生きていけるという自信があるから言えることなので、管理人のような一般サラリーマンはその言葉を鵜呑みにしてはならない
- お金の面で見ても、マンション購入の場合は、一生「管理費」「修繕積立費」「固定資産税」、場合によっては「大規模修繕費」がかかってくるので、結果一軒家購入よりも高くつく可能性が高い
- 二重ローンが発生してしまった震災被害の方の多くは、「建売住宅」だったり、「地元の工務店」で建てた家々
今回は管理人さんの個人的な経験からくる意見でしたが、少しでも参考になっていただけたら幸いです!
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