家を建てる際に一番最初に気になるのは、その「お値段」。
10社以上の見積もりをとった管理人の経験上言えることは、注文住宅の値段はたしかにピンきりではありますが、中間ぐらいの層がないイメージです。
都内で注文住宅を建てようとした管理人の見積もり結果は・・
ヘーベルハウス<–ダイワハウス/セキスイハイム/三井ホーム<–一条工務店<–木下工務店<——–アイダ設計
(高い<–安い)
といった見積もりでした。
正直、アイダ設計は有名所の中でもめちゃめちゃ安いです!
でも、絶対におすすめしません。
営業マンもチャラチャラしててうさんくさかったですし、何よりも「家なんてどこで建てても30年で壊すのが普通ッスよ!だから安く建てて30年後にまた安く建てりゃいいんスよ!」この言葉が管理人の心を即日シャットダウンさせたのは言うまでもありません・・。
その他の有名ハウスメーカーの相場はまた今度まとめますということで、ここではセキスイハイムの相場について簡単にまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。
セキスイハイム 相場や総額はいくらになる?
注文住宅を建てる際に「坪単価」という言葉がよくでてきますが、あまり当てにならなかったという印象が強いです。
というのも、建てる場所だったり、建てる時期だったりで、かなり値幅が出ることとなり、一概にはなんとも言えないといえます。
一応、参考になるか分かりませんが、セキスイハイムの我が家の総額価格は、
- 4,300万円
- 東京都内
- 3階建て
- 3LDK
- 床面積11坪
- 建ツボ33坪
↑こんな感じでした。
ちなみにガッツリ下町ということもあり、地盤が緩く、この総額の中には地盤改良費が200万円ほど入っています。それにキッチンなど少しずつ良いものを取り入れたのでこの値段です。
当初の見積もりは3700万円ほどだったのですが、契約後にチリも積もれば出費となる感じで膨れ上がりました・・。
ちなみに「セキスイハイム本体価格」だけでいくと2300万円程でした。
郊外だと3000万円ほどで建てている方もお見かけしますが、トータルしてもセキスイハイムの平均価格は3500万円前後と見ておくことをおすすめします。
中には「セキスイハイムのバルコニーやロフトはいくらでできる?」という疑問を持っている方もすくなくないとは思いますが、基本的に「何したらいくら」という概念ではありません。トータルを俯瞰した上で見積もりが出てきます。
とはいえ、普通の部屋にするよりもバルコニーにした方が安くなりますし、逆にロフトを付けたほうが高くなることは確実です。
セキスイハイム|坪単価
ネットでよく言われているセキスイハイムの坪単価は「65万円~75万円」です。
ただし、先程もお話した通りこうした数字は当てになりませんし、なにより「本体のみ」の価格しか算出できません。家を建てるには本体以外にたくさんお金がかかるのです・・。
ただ嬉しい点は、セキスイハイムでZEH住宅を建てたい場合、基本的に坪単価はかわりません。なぜなら、セキスイハイムで建てる=高性能・高気密・高断熱なので、ZEHのためのオプションをつけたりなどする必要がないからです。
ですので、気密性が優れているのはもちろん、現場の職人さんだとどうしても日によってムラがでてしまう作業も削減することができるのです!
「平屋だといくらくらいだろう?」「二世帯だと・・?」と坪単価を調べても、建てる地域や時期は千差万別なので、ぬかに釘レベルで知ることができません。
それでも言えることとしては、
「二世帯住宅価格>一世帯住宅価格>平屋価格」
この順番であることぐらいです。
あとはセキスイハイムは鉄骨以外に木造のシリーズもあり、その場合は木造のほうが坪単価は安くなります。
やはり一番は、セキスイハイムに直接見積もりを出してもらう以外にありません。
とはいえ、仮に管理人の家の間取り価格をベース坪単価を出すとするといくらでしょうか・・
「4200万円÷33坪=127万円/坪単価」をベースに計算すると
- 20坪:2540万円
- 25坪:3175万円
- 30坪:3810万円
- 35坪:4445万円
- 36坪:4572万円
- 38坪:4826万円
- 40坪:5080万円
- 45坪:5715万円
- 50坪:6350万円
- 60坪:7620万円
- 70坪:8890万円
- 80坪:1億160万円
実際は広さによって坪単価が変わってきますし、2018年と2019年でも坪単価には違いがあるぐらいです。
ですが単純計算で、ざっとこんなイメージとなります。
セキスイハイムは安い?高い?
結論としてセキスイハイムの価格は高いです。
ただし、これはハウスメーカー業界全体を相対的に見たときのもので、基本的に「鉄骨造」の家は木造の家よりも高くなります。
日本には木造住宅メーカーがほとんどなので、相対的に見れば高く見えるのは当然っちゃ当然なのです。加えてローコストメーカーもたくさんありますからね!
じゃあセキスイハイムは3500万円の予算設定をしないと絶対に建てられないのか??という疑問に対しての回答は以下のようになります。
- 580万円
- 680万円
- 780万円
- 980万円
- 1000万円
↑この辺りの金額設定で購入できる可能性があります。それは不定期でどこかの展示場で行っている「キャンペーン抽選物件」で見事に当選することです!
- 1500万円
- 1800万円
- 2000万円
↑この辺りの金額設定で購入できる可能性があるとすれば、かなり地方の地域であればいけそうです。ただし、そうした地域は土地も広いと思うので、木造平屋をドドーンと建てたほうが開放感があっていいと思います・・。
- 3000万円
↑この辺りの金額設定で購入できるとすれば、都内2階建て2LDKとかであればいけそうです。
しかしながら、3000万円だして2階建て2LDKのセキスイハイムを建てるのと、3階建ての3LDKをローコストメーカーで建てるのであればどちらが人生観的に良いのでしょうか・・。
- 4000万円
- 4500万円
- 5000万円
↑この辺りであれば、都内に3階建て3LDK以上が建てられます。セキスイハイムで5000万円も出せばかなり良い家が建つのではないでしょうか。
セキスイハイムの値引きはどれくらいできる?
セキスイハイムはどのくらいの値引き交渉が可能なのか??
ネットを見ていると「700万円値引き可能」だとか「1000万円値引き可能」だとか見かけます。
注意が必要なのは、こうした値引きは全体からいくら引いてもらえるかという話ではないということです。
他のハウスメーカーも同じだと思いますが、セキスイハイムの値引きは、基本的に「本体価格から○%を値引く」という概念で実行されます。
我が家の場合は、嫁がかなり頑張ってくれたので「本体価格から14%の値引き」をしてくれました。
計算すると・・
本体価格2300万円×14%=322万円の値引き
ということとなります。
要するに、本体価格によって、同じパーセンテージの値引きをしてもらったとしても、値引き額は変わるということです。
そうした視点でしっかり考えると、ネットで言われている「いくらまで値引きができるか?」という概念自体がそもそも間違っているということとなります。
もし値引きの駆け引きをお考えであれば、是非ともこの「本体価格から何%ひけるんやアンタ!」というツッコミを覚えておくと良いでしょう。
まとめ
- 坪単価はほとんど当てにならない(建てる地域や時期によって変わるので)
- 参考に我が家の坪単価は127万円(総額4300万円/建坪33坪)
- 都内でセキスイハイムを建てるとしたら3500万円前後の価格相場
- セキスイハイムはハウスメーカー全体で見ると高価格の部類に入る
- そもそも「鉄骨造」は「木造」よりも高く、日本は木造メーカーが多数なので
- 展示場のキャンペーン割引の抽選に当たればローコストで建てられる可能性もなくはない
- セキスイハイムの値引きは「総額からいくらしてもらえるか?」ではなく「本体価格から何%値引きしてもらえるか?」という視点で考える
ただ、少しお金をだしてでも安心の保障と高性能や高気密の家を建ててみたい!という場合は、確実にセキスイハイムは選択肢に入ってきます!
疑問があればすぐに営業に聞いてくださいね!
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