家づくりQ&A【中級】

注文住宅の相見積もりの断り方は?電話で?メールで?手みあげ持参も!?

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注文住宅探しにおいても、他の業者と同じように相見積もりをとることが一般的です。

1つのハウスメーカーや工務店だけに出してもらった見積もりだけで進めてしまうと、「相場」を知ることができません。

相場を知らないということは、敵の攻撃力を分からないまま裸一貫で突進していくのと同じです^^;

ってことで、いろんなハウスメーカーや工務店に相見積もりをとるんですが、これ、取るまではいいんですが、最終的は1つに絞ることになるので、その他の業者は断らなければならないんですよね。

生粋の日本人の一人として管理人が思うことは、「あー、なんか断るのきまずいなぁ・・」ということ

ここに対して、注文住宅を建てた皆さんはどうしてきんでしょうかね^^;

そいうことと、実際に管理人が断った時の反応も含めてまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。

注文住宅の相見積もりの断り方|何が一般的?

注文住宅の各ハウスメーカーに頂いた見積もりを断る手段は、一般的に「電話」です。

電話一本で「すみません。色々やっていただいて恐縮ですが、他社さんに決めたのでお断りします。では失礼いたします。」

的な感じが一般的です。

まぁ逆に言えば、これ以外の断り方ってどんなものがあるでしょうかといったところ^^;

注文住宅の相見積もりの断り方|口コミではこんな人たちも

それではネット界隈では、どんな断り方をしている人が多いのでしょうか。見ていきましょう。

新築にあたり、3社の工務店に見積もりを出しました。

A工務店は、終始 良いプランニングをしてくれ、・・・・(以下略)・・・・で、この工務店にお願いすることになりました。

B工務店とC工務店に断りの連絡をしたいのですが、どういったやり方の方が宜しいでしょうか?細かいやり取りはメールで行っていましたが、断りもメール1本では失礼すぎると思います。

かといって、手土産をもって 事務所にまで行って、断りというのも気が引けます。

(Yahoo不動産)

ーー中略ーー
お断りの電話でそんなねばられると思っていなかったので、その場での返答に困ってしまい、強く断りづらいということもありました。

自分のふがいなさにほとほと呆れています。

なんとか角の立たない断り方はないでしょうか。
アドバイスをお願いします。

(BIGLOBE相談室)

家を新築予定で、3社に相見積もりをとりました。
この中から1社を選ぶとなると、2社断らなくてはなりません。
断りはどのように言ったらいいのでしょうか。

はっきり理由を言ったほうがその会社のためにいいのでしょうか。
あまり正直に言うのもかわいそうだし・・・
みなさん、なんと言ってお断りされたか教えてください。

(BIGLOBE相談室)

ーー中略ーー

検討した結果、うち1社を決め、もう1社はお断りするのですがメールでお断りするのはやはり失礼にあたるでしょうか?

(BIGLOBE相談室)

他にも切りがないほど「相見積もりの断り方」にお悩みの子羊たちがたくさんいらっしゃいました。

まぁ管理人も、そんな子羊の中の一人だったんですが^^;

共通して言えることは、「メールでのお断りは失礼」だと感じている方が多いこと。

とはいえ「手土産をもって事務所まで持参・・」という案まで出している方もいますが、ここまでする必要はないでしょう。

ただ、人間先に謝られたりすると、何も言えなくなる生き物です。そのレベルが高ければ高いほど何も言えません。

そうした人間が持つ性質を考えると、「手土産&事務所訪問」はかなり理にかなっています。

わざわざ断りを入れるために事務所まできてもらい、なおかつ手土産が・・

「返って気を使わせてしまい申し訳ございません。こちらの力不足にも関わらず、大変恐縮です。汗」

こうした対応が返ってくる可能性は大です。

断った相手に罪悪感まで持たせるという、謎の手法と言えるでしょう・・。

「断りの理由をあまりはっきり言うとかわいそう・・」という方もいますが、ここに関しても分からんではないです。

特にこれが気の弱そうな、それでいて頑張ってくれていた営業マンだとなおさらそう思ってしまいます。

ですが、ここでハッキリと言えることは、半年後にはそんなわたしたちのことなんて、言われなきゃ覚えていないレベルでしょう^^;

断るものをしっかり断れないと、家づくりは後悔の連続になってしまいます。

そうならないための記事もまとめていますので、是非とも参考にしてみてください。

【関連記事】新築注文住宅の成功と失敗のポイントは?実体験から後悔しない方法を解説>>

注文住宅の相見積もりの断り方|管理人が考える「断る」の意味

注文住宅の相見積もりに対して「メールで断るのは失礼」という口コミが多かった中、言いづらいですが管理人は「メールで断った」ケースもありました^^;

というか、「直接面と向かって断る」「電話で断る」「メールで断る」という、全ての手法は一通り経験しております。

先に結論から言いますと、

商売なんて、一番に価値を提供した者が、その対価(お金)を得られる。

という本質的なものでしかありません。

さらには、

何社も相見積もりをとっていると、途中から「断り方の礼儀」とかどうでもよくなってくる・・

という、人として最低な一面が出てくるということです。汗

まぁ後者は管理人の人間力の低さからくることなので置いておいて、大事なのは前者の「商売」の本質の話です。

注文住宅なんて原価が追えないので、すべてのハウスメーカーがそれなりの利益をのせています。それが当たり前に大前提の中で、営業マンの方々は利益を出すため、施主に一番の価値を提供するため奔走しているわけです。

これが、原価も利益も全て透明性で可視化されており、なおかつ、利益がめちゃくちゃ出てない見積もりを出してきているのなら話は別ですが、不動産業界の年収はおしなべて高い。

我々に一番の価値を提供してくれた者(営業マン)だけが勝つ!

ただ、それだけの話なのです!

とはいえ、これは管理人がハウスメーカーの最終局面あたりのタイミングで達観したことなので、最初からそんなこと思えませんでしたけど^^;

注文住宅の相見積もりの断り方|管理人の体験談

ということで、まだ管理人が「達観」する前に経験した「断り方」とそれに対するハウスメーカー側の返答についてお話しておきたいと思います。

  • ①対面でのお断りからの電話ケース
  • ②メールで断ったら熱い返事が来たケース
  • ③電話で何回も粘られたケース

↑まずは①の「対面でのお断りからの電話ケース」ですが、これはあまりにも作ってくれた間取りプランが要望と違い、しかも金額がバカ高かったので、「次回のお打ち合わせは・・?」と聞かれた際に、「すみません、値段も明らかに見せ球でふっかけてきている感じがしますし、要望も通っていないので、もう大丈夫です。」と対面で断りました

断れない性格なのにガンガン断ってんじゃん!!とお思いになられたかもしれませんが、明らかに誠実さに欠けた対応をされたと思い、この時は完全に怒っていたので、これが出来ただけです。。

でもそれから2週間後ぐらいに「あれから家づくりの方はいかがでしょうか?!」と普通に電話がきました。他で決まったと言ってすぐ切りましたが・・。

②の「メールで断ったら熱い返事が来たケース」については、メールで詳しい理由も添えてお断りをしたものです。

すると、営業マンからこんなメールが返ってきました↓↓

ーー中略ーー
私達の世代で家づくりが難しいのは、今時点でお持ちのご希望よりも、未来の快適性を考慮しなければならない点です。
(お子様の為、定年後の自身の為等々…)
一般的にも後悔度の最も高い点がこのような快適性に関わる断熱性能や気密性能の部分と言われていますので、是非ここは再考して頂ければと思います。
長文失礼しました。
誤った判断をして欲しくないという想いの表れだとご理解ください
宜しくお願い致します。

↑この営業マンの方は管理人夫婦からしてみても、誠実で仕事がデキそうで好印象でした。

ということもあり、こうしたかなりの長文で熱い気持ちをぶつけてきてくれたのでしょうが、ちょっと頭が良さそうすぎて「おれたちこのまま洗脳されちまうんじゃないか!?汗」と少し引いてしまいました。。

③の「電話で何回も粘られたケース」は、粘られるのも当然だったかなと感じています。

この時はもう、このハウスメーカー含め2つまで絞り、最後どっちにしようか??と悩んでいた時だったからです。

そうした状況は、ハウスメーカーの営業マンにも正直にお伝えしていたので、「すみません、あちらにしました。。」と言えば、「最後チャンスをください!値下げできるかさらに確認しますので!」と言われました

(実際に断りを入れたのも、粘られたのも嫁なんですが^^;)

少し頼りないけど優しそうな良い営業マンの方だったので、嫁と二人で少し心が痛みましたが、金額というよりは「構造」的な部分での最終選択だったので、さらに嫁に断ってもらい終了しました

まとめ

  • 日本人は断るのが苦手(管理人も)
  • 相見積もりのお断りは、一般的には「電話」でする人が大多数
  • 中には「手みあげ持参で事務所まで」考えている人もいるが、そこまでは不必要
  • 断ると営業マンに「悪い」「かわいそう」という感情は意外とこちらの勝手な想像。半年もすれば我々のことなど忘れている
  • ハウスメーカーの営業マンも資本主義社会である日本の企業なので、売上を求めるのは当然。売上は提供した価値が一番高いと思われた場合に発生する
  • したがって、相見積もりを断るこちら側がそこまで気にすることはない。自分たちが一番価値を感じた人にお金を払っているのだから
  • 管理人が体験した「断り」ケースは以下3つ

>①対面でのお断りからの電話ケース

>②メールで断ったら熱い返事が来たケース

>③電話で何回も粘られたケース

アドバイザー
アドバイザー
ハウスメーカーの営業マンだって、ボランテイアでやってくれているわけではありません!

そこは厳しいですが、「勝負の世界」!
さらには、「相性の世界」!

罪悪感を持つ前に、しっかりと「あなたが建てたい家づくり」を叶えてくれることだけが一番大切ということに立ち返りましょう!

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