注文住宅を建てるにあたり、あってはならないことは「希望したものと違う家が建ってしまう」ことです。
こうなってしまうと、その後の人生がもうめちゃくちゃ、とまでは言いませんが、大金を無駄にしてしまったという後悔をし続けてしまします。
とはいえ、最初は誰でも家づくり初心者です。
ハウスメーカーに納得のいく間取りプランを作成してもらうには、一番最初の「希望の伝え方」がカギを握ります。
今回は、そんな「希望の上手な伝え方」についてまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。
目次
注文住宅の希望の伝え方のコツ
こちらの希望を上手にハウスメーカー側に伝えるには、
- 建てた家でやりたいことを洗い出す
- 絶対になきゃダメなものを洗い出す
↑この2つが最も重要になってきます。
そもそもなんで注文住宅を建てるのか?
こうした考えっていちばん大事なのに一番忘れがちです。
注文住宅を建てる理由は「その家で幸せに暮らすため」に他になりません。
ということは、「その家を建てたことによってやれること、やりたいこと」を、まず初めに考えるべきです。
そして、自分たちの希望を叶えられる注文住宅だからこそ、「絶対にこれだけは作らせて!」という家族一人一人の要望を先に集約しておくことも非常に重要となってきます。
これら2つの重要項目を書き出すことこそ、ハウスメーカー側に希望を伝える際のコツになるわけです。
注文住宅の希望の伝え方のコツ|管理人がやったこと
管理人が実際に注文住宅を建てる際も、
- 建てた家でやりたいことを洗い出す
- 絶対になきゃダメなものを洗い出す
という項目を夫婦二人で出し合いました。
そこで集約されたものはというと・・
- 建てた家でやりたいこと
管理人:バーベキュー、スポーツ、読書、勉強、宅飲み
嫁:くつろぎたい、空見たい、読書、カラオケ、飲み、バーベキュー、流しそうめん
- 絶対になきゃダメなもの
管理人:駐車場、運動部屋、屋上
嫁:屋根付きのバイクと自転車置場、ストレッチ部屋、広い空の窓、暖かいお家、バレエ工具の入るクローゼット
LINEに残っていた文面を見返したんですが、こんなことを思っていたんですねと少し懐かしいです^^;
まぁ一番最初に何も考えずに、とりあえずお互いに書き出したものですが、後々これが土台となり、注文住宅づくりは進んでいきました。
ということで、めちゃくちゃ大事です。
結果的に、「屋上」以外はすべて希望を叶えるように家づくりができました。
屋上に関しては、比較的最初の方に「あれ、いらないなコレ。。」と管理人が思ったので普通になくしたのです^^;
その代わりに、バルコニーを広く取ることにし、以下のようになりました。
↑バルコニーの地面です。
↑管理人の部屋から見るバルコニー。狭く見えますが、管理人の小部屋と同じサイズの4畳あります。
↑嫁が「空が見える家」というのを熱望していたので、バルコニーからは広がる空が見えます。
↑洗濯物があると見えないんですが、こちら側も洗濯物がなければ空が広がっています^^;
注文住宅の希望の伝え方のコツ|悩んでいる人の声
こうした事柄をしっかりと最初に伝えないと、以下のようなことになってしまいます。
注文住宅の間取りについて
この間、営業担当者にざっくりと希望の間取りを伝えて、完成したものを貰いに行ったのですが、、、なんとも生活のイメージがしにくい間取りでした。
(Yahoo知恵袋)
注文住宅を建てられた方に質問です。
間取りは希望を伝え、業者に頼みましたか?
それとも自分で作ってそれに手を加えてもらいましたか?プロの意見を聞きたくて最小限の希望を伝え、メーカーの人に頼んだら廊下が多く無駄なスペースが多いイメージになったのですが・・やはりセールスマンによるのでしょうか?
(Yahoo知恵袋)
等など・・。
基本的に、誤解をされている方が多く見受けられましたが、ハウスメーカー側に伝える希望は「ざっくりと」や「最小限」ではダメです!
先程からお話している、
- 建てた家でやりたいことを洗い出す
- 絶対になきゃダメなものを洗い出す
↑こちらで集約した項目が多すぎたとしても、こちらで精査はせずに、集約したありのままをハウスメーカー側に伝えましょう。
注文住宅づくりは色んな要素を絡み合わせて進めていきます。
ですので、こちらサイドで最初から精査はせずに、「これら全てを叶えたいんです!」というスタンスで、まずはハウスメーカー側にぶち込んでいくことが大切です。
それをもって、色々試行錯誤して間取りプランを作ってくるのがハウスメーカーの仕事なのですから!
ちなみに、いきなりハウスメーカーに行かずに、これらの希望を持って、ハウジングアドバイザーなどがいる相談窓口にいくこともおすすめです。
↑こんな過去のLINEが出てきました^^;
まさに「夫婦間での希望集約」→「相談窓口」の流れをしようとしていた管理人の形跡が伺えます。(実際は相談窓口に行かなかったので、この後とんでもなく苦労することになったのですが・・)
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注文住宅の希望の伝え方のコツ|細かいディテールはあと!
注文住宅は、まず「箱の大きさ」を決め、その箱の中をどういう「仕切り」にしていくかを決めていきます。
いわゆる間取りという部分のことですが、これが決まって、ようやく細かい部分にいきつけるわけです。
ということで、まず「箱の内訳」をどうしたいのかを決める。それには自分たちの希望を集約しなければ始まりません。
まとめ
- こちらの希望を上手にハウスメーカー側に伝えるには、
・建てた家でやりたいことを洗い出す
・絶対になきゃダメなものを洗い出す
この2つが重要となる
- そうして一番最初に何も考えずに、とりあえずお互いに書き出したものが、後々の全ての土台となり注文住宅づくりは進んでく
- ハウスメーカー側に伝える希望は「ざっくりと」や「最小限」ではダメ
- こちらサイドで最初から精査はせずに、「これら全てを叶えたいんです!」というスタンスで、まずはハウスメーカー側にぶち込んでいくことが大切