「太陽光と蓄電池」を実際に設置した経験からおすすめしている管理人ですが、「これから自分も!」とお考えのあなたに注意事項をお伝えしておきます。
まずは、強引な営業や詐欺まがいの勧誘には要注意!
という点、
そして、実際に設置した場合の価格相場や電気代はどんな感じになるのか?!
という点を、簡単にまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。
目次
太陽光 蓄電池|営業セールスには要注意
基本的に自宅へ飛び込み営業でやって来る業者との契約は敬遠しておくべきでしょう。
これは太陽光だけの業者に限りませんが、しっかりと誠実な経営をしている会社は、電話営業でのセールスや「数打ちゃ当たる」訪問販売などしなくても売上をあげています。
飛び込み的な営業をしている会社は、そうした信用がない経営をしているか、もしくは、まだ起業したての実績がない会社であることが多いです。
言っても「太陽光と蓄電池」は高額製品となります。信用できると思えた人間から買うのが一番といえるでしょう。
太陽光 蓄電池|詐欺のパターン
営業マンはそのたくみな話術でモノを売り込んでいく仕事なので、見方を変えれば詐欺のように感じるトークも。
管理人的には法律的に「詐欺」に当たらなくても、以下の事柄に当てはまるようなら、その業者から製品を買うのはやめた方が良いと感じています。
- 太陽光設置後のシュミレーションで高額売電が出来ると言ってくる
- 太陽光投資で儲かるという話をしてくる
- 普通に詐欺師
↑この辺りの話が出た瞬間に、そっと心を閉ざしましょう。
こんなことを言ってくる人は信用なりません^^;
他の記事でもお話していますが、太陽光発電した電力の売電について、電力会社が買い取りをしてくれる制度がありますが、年々その買取価格は下がっています。正直もはや儲からないのが太陽光です。
【関連記事】太陽光の余剰買取には蓄電池が必須!でも買取価格は抑制ぎみ?噂の真相は?>>
(引用:太陽光発電の2019年問題と蓄電池を徹底解説/著:坂本哲平)
上記表のように、毎年、電力の買取価格は減少しています。
この事実を知っていれば「太陽光儲かりまっせ!」と言ってきても、「なに言ってんだコイツ・・。」でスルーすることができるのはもちろんのこと、その人間が信用できない人材であることを導き出すことが可能です。
太陽光セミナーなどで、同じように「太陽光は儲かる!」とうたっている人たちもウソなので無視しましょう。
じゃあなんで管理人は「太陽光と蓄電池」をわざわざ設置したのか?については以下の記事でお話していますので、よかったら参考にしてみてください^^
【関連記事】太陽光 蓄電池はいらない?必要かという問題に対し設置者の管理人が語る!>>
ということで、「太陽光」はこれから一般化していく流れから、太陽光ビジネス関連での詐欺事件は多いです。
【参考ニュース記事】原田環境大臣が詐欺師と「太陽光ビジネス」>>
最後はもはや単なる詐欺師の話ですが、いまだに「古典的な詐欺師」がたくさん存在しています。
保険外交員が知人を騙し太陽光発電の設置を持ちかけ、現金を振り込せ実際には工事をしなかったという、もはやただの悪人が世の中には潜んでいるのです。
【参考ニュース記事】172万円詐取、容疑の女を逮捕 岡山南署 太陽光発電設置持ちかけ>>
そんなこんなの太陽光関連ですが、先程ご紹介した、
- 売電価格は年々下がってきている
- 太陽光でも受けようとしてももはや無理
- 本当に信用できる業者にお願いする
このような基礎情報が備わっていれば、詐欺的アプローチから回避することができます。
基本的に、その業者をネットで調べた時に、しっかりとしたホームページがあったり、何人かの人がその業者のことを紹介している形であることが望ましい姿です。
太陽光 蓄電池|価格相場はいくら?
今後、太陽光を設置する場合は蓄電池も併せて設置することが主流になっていきます。蓄電池がないと、せっかくの太陽光の恩恵をあまり受けられないからです。
一般的な「太陽光」の価格相場は以下のとおりです。
90万円~200万円
※太陽光パネルの設置数によって変動あり
※たくさん設置するほど金額は大きくなる
そして、一般的な「蓄電池」の価格相場は以下のとおりとなります。
90万円~170万円
※容量の大きさによって変動あり
※大きい容量ほど金額は大きくなる
結構な値段の差がありますが、要するに、より多く太陽の光を取り入れて、より多く蓄電しておきたいと考えるるほどに費用がかさんでいくというイメージです。
「太陽光&蓄電池」には基本的に、設置費用や交換費用もかかることになりますが、都道府県や市区町村で助成金が出ます。
ということは、「太陽光と蓄電池」合わせて180万円だった場合、助成金が60万円出ると、実質120万円でどちらも導入可能ということです。
管理人の場合は合わせて60万円ほどの助成金をもらえたので、実質的な設置料金は・・
↑太陽光と蓄電池(大容量)で、約300万円かかっていますが、ここから60万円かえってきたので、大容量の蓄電池を設置してにも関わらず合計240万円で設置できたことになります。
太陽光と蓄電池の導入費用(設置費用)は安くいけば併せて100万円代後半でいけるということです!
ちなみに太陽光と蓄電池を一緒に買えばセット価格で少しはここから安くなることもあります。
高い高いと言われ続けてきた蓄電池も、激安の最安値だとギリ90万円を切っている製品も。
かなり身近な家電製品になってきているのが分かります。
太陽光 蓄電池|高い?安い?
まさに、これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれの価値観次第ではありますが、管理人的には光熱費が少し安くなったし、これから必ずくる巨大地震後の安定した生活を思うと全然安いです^^
ちなみに、1年前はマンション暮らしをしていたのですが、7月から8月にかけての「ガス代」「電気代」は・・
- ガス代:約3,000円
- 電気代:約7,000円
↑家計簿を見返すとこんな感じでした。
で、今年の同じ時期の光熱代は・・
- 電気代:約11,000円
↑オール電化の家を建てたので、ガス代はなく電気代だけです。
(※参考)
鋭い選球眼のあなたには「1,000円上がってるやんけ!!」とバレてしまっていることと思いますが、実際には1年前は管理人も嫁もほとんど日中は家におらず、エアコンも1台だけスイッチを入れている状況がほとんどでした。
が、今年の同じ時期は嫁が妊娠中のため、ほとんど毎日朝から晩まで家におりエアコンをつけ続け、さらに管理人が帰ってきてからは管理人の部屋のエアコンも次の日の朝会社にいくまでつけ続けていたので、本来ならかなりの電気代になっているはずでした。汗
でもかかった料金はほぼ変わらず。
これ、結構凄いことだと思っています^^
ちなみに、買い取ってもらった電力の売電収入は入ってないので、その収入を加味すると、1年前と比べ電気の使用量がとても増えたにも関わらず、実質の電気代の価格推移はガクッと下がっているのです。
太陽光 蓄電池|ローンもできる?
最近では貯金があっても自動車と同様に、ローンで太陽光と蓄電池を導入するのが主流といわれています。
万が一の時に必要な現金は手元に残しておきながら設置ができるということです。
住宅ローンの借り換え件数がかつてないほどの急増している背景には、当然ながら借り換えると毎月の支出が抑制されるというメリットがあります。
このメリットで生み出されたお金を太陽光と蓄電池のローンに当てるという人も多いです。
太陽光と蓄電池にはソーラーローンというものもあるので、購入には色々な支払いの選択肢があるのです!
太陽光 蓄電池|リースやレンタルでの導入も可能
100万円単位の費用がかかる太陽光と蓄電池なので、近年、リースやレンタルをしてくれる会社が登場しています。
基本的にレンタル期間は15年で設定されており、
- 月々/約13,000円(最初の10年間)
- 月々/約9,000円(残りの5年間)
↑となっています。
こうして見ると、一見手が出しやすいようにも思えますが、売電できる期間は国が10年間と決めているので、残りの5年間は売電できずに毎月9,000円を電気代にプラスして払い続けることとなります。
たしかに、巨大地震などの災害のためにはレンタルでも設置することをおすすめしますが、15年間借り続けると単純計算で200万円以上かかり、しかも自分のものにはならずに返却しなければなりません。
最終的に高くついてしまう可能性も十分考えれれるので注意が必要です。
太陽光 蓄電池|まずは資料請求と見積もりが必須
先程もお話した通り、訪問販売などでやってくる業者には頼まないほうが無難です。
実績のある業者に、まずは資料請求し色んなメーカーの製品に目を通し、そうして相見積もりをとっていくことがベストといえます。
信頼できる業者に頼めば、管理人も申請した(正確にいうと営業マンが代わりに申請してくれた)「助成金」が、あなたの地域ではどれくらい入ってくるかなども最初に試算してくれるので、費用総額のおおまかな目安を知ることが可能です。
まとめ
- 「太陽光&蓄電池」を設置する際は訪問営業やセールスにはお願いしない
- 「太陽光&蓄電池」の設置で”儲かる”という話は詐欺の可能性が高い
- 「太陽光&蓄電池」を合わせた価格相場は安いと180万円
- さらにここから「助成金」がもらえるので、場合によっては両方設置して100万円ちょっとで導入できる可能性もある
- 「太陽光&蓄電池」を設置すると結局「光熱費」は安くなる(管理人は安くなった)
- 「太陽光&蓄電池」にはレンタルやリースもあるが、助成金対象外で最終的には自分のものにもならないので、あまりおすすめできない
変な業者にお願いすると、「助成金」の手続きもしてくれませんし、取り付けたら終わりという空気感をとっても出されます!
そうした点に気をつけていきましょう!
聞いたこともないようなメーカーの太陽光や蓄電池の設置は怖いものです。有名ハウスメーカーでも推されているブランドについて、以下の記事でまとめていますので、是非とも参考にしてみてください↓↓