注文住宅などの家を建てる際にファイナンシャルプランナー(通称:FP)の相談を受ける人もいると思います。
管理人の会社の同僚なんかも家を買う際はファイナンシャルプランナーに相談したと言っていました。
かくいう管理人はファイナンシャルプランナーへの相談をしていません。
というのも、実は管理人はファイナンシャルプランナー2級の資格を持っているのです^^;
ちなみに宅建も持ってます^^;
これらを持っているから何なのか?については後述します^^;
管理人はファイナンシャルプランナー2級を持ってますが、基本的に相談窓口で相談にのってくれるファイナンシャルプランナーも2級の人がほとんどでしょう。(最上級である1級は保険外交員でも持っている人はごく一部です)
というわけで、ファイナンシャルプランナー2級のなにがしを知っている管理人が、注文住宅を建てる際にファイナンシャルプランナーへの相談は必要なのかどうかをまとめましたので、是非とも参考にしてみてください。
目次
注文住宅にファイナンシャルプランナー(FP)は必要?
ということで、注文住宅を建てる際にファイナンシャルプランナーへの相談は必要かどうかについてです。
管理人の所感からいくと、無料で聞けるのであれば相談した方が得策ということ。
冒頭でもお話しましたが、管理人は注文住宅を建てる前にそうした相談をしていません。これは管理人自身がファイナンシャルプランナーだったり宅建を持っていたからという理由ではないのです。
むしろ、本当に実感したのは「資格なんて持っていても現実には使えない・・」という事実だけ。
資格で勉強した原理原則なんて、所詮「原則のうえに例外あり」という言葉に打ち消されます。
要するに、そうした相談窓口で毎日現場に立って相談を受けている人間の知識や経験には敵わないのです^^;
とはいえ別にそうした方々と戦っているわけではないので、自分に足りない知識や経験については、チャンスがあるなら自分よりも詳しい人に聞けるだけ聞いたほうが絶対的にお得ということは間違いありません。
ちなみに、ファイナンシャルプランナーに聞けることはというと・・
- ライフプランに対して投入できる資金の相場
- 住宅ローンにまつわる「変動金利「固定金利」の違い
基本的に、「家を建てるとした場合、家計のお金がどういう風に出ていくのか」ということを相談しながら、整理をしてくれるというものです。
ただし、注意が必要なのはファイナンシャルプランナーは予言者ではないので、未来の金利や社会情勢を的確に予見出来るわけではありません。
有名な経済学者や経済評論家ですら、株やFXで儲けられないと言っている現実を見れば当然ですが・・。
ということで、「これから注文住宅を建てるに際し、それを取り巻く家庭環境(収支状況)なんかを広い視野で整理してくれる人」と捉えておいた方が良いでしょう^^
注文住宅|ファイナンシャルプランナー(FP)の口コミ評判
実際に注文住宅をお考えで、ファイナンシャルプランナーの相談を受けた人たちはいるのでしょうか。
いくつかのHMを見て回りH社にはほぼ気持ちが決まりました。なので予算や土地などの相談をし、FPの方と話を進め銀行審査も通りました。
↑普通に予算編成から住宅ローンを勝ち取るところまで相談している人はいらっしゃいますね^^;
一戸建て注文住宅を考えています!
世帯年収430万 (主人31歳)
現在子ども1人ですが、もう1人予定してます
全貯蓄800万(うち200万は学資なので子どもが18歳まで下ろせない)家具家電、土地代などすべてを含めて3300万〜3400万で完成の家を考えています!
ファイナンシャルプランナーの方に相談した際、3400万までなら無理のないプランですよと言われたのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?少し不安になってしまって(>_<)
↑ファイナンシャルプランナーに相談こそしたものの、それでもやはり不安はつきない様子。人生で一番大きな買い物ですからね・・分かります^^;
保険会社のFPがライフシミュレーションを提案する事が多いいのですが、無償でやって貰えるケースが殆どです。
融資返済の不安の解消になり、損害保険の加入促進にも繋がるからです。
↑なぜファイナンシャルプランナーが注文住宅の相談窓口で、無料で相談が出来るのか?という漠然たる疑問に対しての回答です。
要するに、ファイナンシャルプランナーは、注文住宅の相談のその先にある「損害保険加入」の可能性のために、わざわざ無料で相談を受けてくれているということ・・。
この流れが善なのか悪なのか?以下でお話します。
注文住宅|ファイナンシャルプランナー(FP)は保険の見直しもセットでやってくる?
ということで、注文住宅の相談窓口のほとんどで、こちらが希望すればファイナンシャルプランナーにも相談できます。
ただし、注文住宅の金融に関する相談の先には「保険の見直しもどうですか?」と聞かれる可能性は高いです。
まぁここに関しては、そのFPさんには申し訳ないですが、こちらが必要ない場合は「あ、保険のことは間に合ってます。」と言えば終わること。
基本的に保険外交員はしつこくするのはNGというルールがありますからね、助けてもらいたい部分だけ知恵を振り絞ってもらえばいいのです^^
注文住宅|ファイナンシャルプランナー(FP)に保険の見直しもしてもらった結果
で、管理人はそもそも注文住宅の相談窓口があるなんて、その時は知らなかったんで、もちろんファイナンシャルプランナーにも相談してません。
にも関わらず、ファイナンシャルプランナーに保険の見直しをしてもらってます。
んっ?!
という感じですが、管理人がファイナンシャルプランナーに相談した流れはこうです↓↓
- ①住宅ローンの手続きのためにハウスメーカーの営業マンと一緒に信託銀行へ
- ②住宅ローンの手続きを無事終える
- ③「そういえば、全然関係ないですけど普通の保険の相談とか無料でしてくれたりする人いません??」と信託銀行の担当へぶっ込む
- ④「あ、それでしたら別の部署のもので担当がおりますので、今現在の保険内容をお教え頂ければ無料で見直しいたしますよ。」との返答が
- ⑤「あ、じゃあそれはそれでお願いします^^」と管理人
↑こんな具合でしたね^^;
何が言いたいかというと、注文住宅を買うタイミングって「通常の保険」について見直したくなるんですよ。
なぜなら、人生で最も大きなお金が出ていくタイミングなので、少しでも人生のランニングコストを少なくしたいと誰もが思うからです!(少なくとも管理人は真っ先に思いました・・)
なので、注文住宅の金融についてファイナンシャルプランナーに相談すると「保険の見直しもいかがですか?」と聞いてくるのは、「タバコを吸おうとした時に、そっと灰皿を手元に差し出してくれる部下」くらいナイスタイミングなわけです。(管理人はタバコを吸わないので、この例えが合ってるかどうか微妙ですが^^;)
まぁ管理人は聞かれてもないのに自分から突っ込んでいったぐらいなので、むしろ聞いてきてくれるのはラッキーでしょう。そして、ファイナンシャルプランナーからしてもwin-winということ。
ちなみに、ファイナンシャルプランナーに保険を見直してもらった結果はというと・・
- 「掛け捨てで毎月1万2千円ほどしていた保険」が
↓↓
- 「年金保険」「所得保障保険」「ガン保険」を追加したのにも関わらず、毎月7千円に・・
正直これには完全に驚きました。。
以前入っていた保険から何段階もグレードアップしたにも関わらず、毎月支払う保険料が半分近くになるという現象に。
しかも、歳を取っても毎月の掛金は変わらずです。
以前の保険は節目節目で掛け金が上がっていったにも関わらず。
なんでこんなことが出来たかというと、もはやよく覚えていませんが、以前の保険は「〇〇生命」という一つの保険会社だったんですが、見直し後は「年金保険は〇〇生命」「ガン保険は〇〇生命」といったように、それぞれの特徴を最大限に活かしながらも安さを求めた組み合わせをしてくれたみたいです^^;
すみません、注文住宅と全然関係ない話になってしまいましたが、最終的にはランニングコスト削減で住宅ローン返済にも地味に効いていきますので、ぜひとも参考にしてみてください。
まとめ
- 注文住宅の無料相談窓口にはお金にまつわる相談をしてくれるファイナンシャルプランナーにも相談することができる
- 基本的に、こちらが知らない知識をしっており、なおかつ、こちらの頭の中を整理してくれるので無料なら相談にのってもらうのがおすすめ
- ネットの口コミを見ていても注文住宅の相談でファイナンシャルプランナーにも相談している人は多い
- ただし、ファイナンシャルプランナーは、その後に「保険の見直しはいかがですか?」と聞いてくる
- 「結局保険の営業かよ!」と一瞬思うかもしれません。ですがこれはむしろ願ったり叶ったりで、是非とも保険の見直しもしてもらうべき
- 管理人はファイナンシャルプランナーに保険の見直しをしてもらい、以前よりも充実した保険内容になったにも関わらず掛け金は毎月半額近くになった
- 長い視野で見た時、この保険料の差額は住宅ローン返済にもプラスに響いてくるので本当にやるべき
でもそのぐらいインパクトがあり、ランニングコストを下げることは、住宅ローンの支払いにも大きなメリットがあるということをお伝えしたかったのでしょう!
とはいえ、注文住宅にまつわる「資金感」だったり、「相場感」、「年収から見る組めるローンの現実的路線」などを最初に整理してもらうことは、とても大切なことです!
管理人さんのようにファイナンシャルプランナーや宅建を持っている人でも、十分プラスになる相談だと言えますね!