実家の土地をお借りして戸建を建てる!
2018年12月住宅展示場めぐりを開始してから、2019年1月末にハウスメーカーを決定するまでのワタシの体験談。
木造VS鉄骨
木造か鉄骨か。
家を建てる予定の方なら一度は考える項目だと思います。
ワタシもその一人です。
結局ワタシが最終的に選んだのは鉄骨でしたが、ワタシが当初考えていたのは木造のみでした。
なぜならば、木造は価格が安い、鉄骨は高い!とイメージで決めつけていたからです。
かつ、木造は暖かい、鉄骨は寒い。これも、イメージで決めつけていました。
木造のメリットやよく調べもしないで間違った情報での固定観念でした。
また、鉄骨のメリット・デメリットを知ることにより、よりしっかりと満足いくまで検討することができました。
ワタシの得た知識からの記事ですが、ご参考までに。
木造住宅の構造・工法
◆木造軸組み工法(在来工法)
主に柱や梁といった軸組(線材)で支える工法・構造のこと。
◆木造枠組み工法
4面の耐力壁と床・天井で構成する6面体のボックス構造をベースにして住宅を建設する工法・構造のこと。
・2×4
・2×6
・木造プレハブ工法
阪神淡路大震災や熊本地震で多くの在来工法の住宅が倒壊した。
それに比べて2×4工法は面で支えるため地震に強いとされている。
しかし、日本古来の住宅は在来工法だったため、倒壊率が上がるのも必然的だとも思う。
また、日本の湿気の多い気候の土地に2×4工法はあっているのか?
と疑問に思っている専門家も多い。
最近では、在来工法でも耐震・免震装置などを入れて地震対策をしているメーカーも多い。
しかし、地震大国日本の地震被害を考えると2×4工法の方が良いのか。
ただ単に木造住宅!というだけでなく、メーカーによって構造・工法が違うのでしっかり確認して理解することが安心へと繋がると思います。
木造住宅について
◆メリット◆
・断熱性が高い
・家全体が暖かい
・安価
◆デメリット◆
・家の中で音が響く
・建設中、雨に濡れると木材が痛む可能性がある
また、構造、工法によっては間取りの制限があったり、大きな窓が取れなかったりする。(2×4工法だと制限が多いとされる)
木造住宅まとめ
木造住宅と言っても、一概に安い訳ではなく、メーカーによる構造・工法によっては高額になるケースもある。
木の温もりを感じたい方には木造住宅はオススメ。
鉄骨住宅の構造・工法
・軽量鉄骨(厚さが6mm未満の鋼材)
・重量鉄骨(厚さ6ミリ以上の構造用鋼材を使用した工法)
一般的な価格としては 軽量鉄骨<重量鉄骨 となる。
軽量鉄骨での強さは、木造とそれほど変わらない。
一般的には軽量鉄骨だと、強度が足りなく、梁を入れるので、間取り制限が出やすくなる。
重量鉄骨の場合一本の柱が強いので、自由な間取りが可能となる。
鉄骨住宅について
◆メリット◆
・木造2×4工法よりは間取りの自由度がある
・雨に濡れても腐る心配はない
・遮音性が高い
◆デメリット◆
・傷などで鉄骨が錆びる可能性がある
・断熱性が低い
よく、「予算があれば軽量鉄骨で建てたかった!」と言う方もいますが、正直、
鉄骨=強い
というイメージでしかない。
実際に、熊本地震にて大手鉄骨メーカーは倒壊しているのに対し、木造でも倒壊していないメーカーが存在する。
鉄骨住宅まとめ
鉄骨住宅では、ローコストメーカーの木造住宅のような安価にはなりませんが、試行錯誤と値引きである程度は安く抑えることは可能です。
まとめ
木造・鉄骨、どちらもメリット、デメリットがあり、どのハウスメーカーさんもそのデメリットを埋めようと、色々必死で対策を講じています。
今回私が感じたデメリットも各メーカーさんで色々な対策を行っていました。
まずは、営業の方から正確な情報を聞き出します。(聞きにくいようなことも含めて、ちゃんと聞くことが大切!)
ワタシが訪問したハウスメーカーの中でも1件、熊本地震での倒壊を偽装されたメーカーがありました。
当初は知らなかったのですが、後にネット検索をしていたらその情報が出てきました。
初めて展示場に伺った際に倒壊数を聞いたのですが、ゼロです!と営業の方は言っていました。
その倒壊情報を知った後、その情報を知った事を含め、次の打ち合わせの際に営業の方に質問しました。
すると、「実は、、、」と。
倒壊に関しても、隣の建物が当たって倒壊したとし、なので倒壊したことを公表しているとのことでした。
ですが、実際、他社メーカーでは1棟も倒壊していないのに対し、そのメーカーでは2棟も倒壊しています。
その上、それならば、営業の方も最初から言ってくれれば良かったのに、、、
とその時点で、そのメーカーさんとの縁は切れました。
安心、安全、住み心地、安らげる場所・・・etc
家に求めるものは人それぞれ色々あるとおもいますが、自分が納得のいく家を建てるということを忘れずにして欲しいです。
メーカー巡りはとても疲れます。途中で妥協したくなる時もあると思いますが頑張りましょう!
一生に一度!後悔しないものを建てていただきたいです。